探偵社は他人の需要
皆さんの周囲には所謂探偵社がありますか。
そして皆さんは実際に探偵社に調査を依頼したことがありますか。
恐らく皆さんの中で、実際に探偵社に調査を依頼したことがある、と言う人は決して多くないようにも思えます。
それ故皆さんも探偵社についてはよく知らず、探偵や探偵社の扱う仕事よりも、探偵や探偵社そのものが何だかミステリーに思えるかもしれません。
そこでここではそんな皆さんが知らない探偵、及び探偵について紹介していこうと思います。
日本国内には実は探偵社、及び探偵は少なからず存在します。
公安委員会に届けられている探偵業者は四千を超えています。
ですが一口に探偵社と言っても実は二種類あります。
一つは所謂探偵社です。
探偵社は他人の需要、即ち依頼者からの依頼や要請に応じて、特定人の所在や行動についての情報を収集することを目的としています。
具体的な方法としては面接による聞込みを行なったり、時には尾行や張り込みを行なったり、或いはその他これらに類する方法によって実地の調査を実施します。
もう一つが興信所と呼ばれるスタイルです。
現在の日本の探偵社、所謂調査業にはこの両者が存在しています。
実際のところ探偵社と興信所の業務内容はかなりの部分で重なっていて、両者に大きな違いはないのですが、但し調査手法においては両者にかなりの違いがあると言われています。
外観型調査手法
探偵社の調査方法は、外観型調査手法と呼ばれています。
この外観型調査手法とは、尾行や張り込み、及び行動監視が中心となっています。
それらを徹底的に行うことが特徴です。
それらを行なって証拠を収集した後、すぐさまその裏づけをとるための聞き込み調査を実施します。
そうした証拠を固め、依頼者やクライアントに結果を報告します。
こうして見てみると、どこか警察の捜査方法と似ている点が多くなっています。
興信所は、その多くが戦後から日本国内にあった、比較的歴史の長い調査会社であるとされています。
興信所の調査方法は探偵社のそれとは逆で、内観型調査手法と呼ばれています。
この内観型調査手法とは、まずは調査対象者に対して直接面接や電話による聞き取り(取材的方法)を実施します。
その後調査対象者が調査において言った事に対して、後から裏づけ調査を行ないます。
そうして出た結果を依頼者やクライアントに報告するのです。
もし皆さんの周囲に探偵社、或いは興信所の関係者か、もしくはそうした業界に詳しい人がいたら、あれこれと尋ねてみてもいいのではないでしょうか。
こうして見ると、外部の人間からは一見して同じようなことをしていて、業務内容に大差がないように見える探偵社と興信所ですが、実はその調査方法に微妙な相違点があって興味深く思えます。
どちらがいいとは言えませんが、その詳細な調査方法には感心させられます。